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補助金の相見積もり・見積書の取り方【2026年版】100万円ルール・記載6項目・業者選定理由書

補助金の相見積もりとは、経費の価格が妥当かを示すために複数の業者から同じ条件で見積を取ることです。小規模事業者持続化補助金では発注総額が100万円(税込)を超える取引で2者以上の見積もりが求められ、中古品は金額に関わらず必須です。見積書は品名や数量を具体的に書く必要があり、「一式」表記や宛名違いは差し戻しの典型例です。この記事で、必要になる条件・見積書の書き方・取得の流れを整理します。

本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。紹介する順序や評価は、公的機関の一次情報および各社の公式情報をもとに編集部が独自に判断しており、広告の有無で内容を変えていません。

この記事のポイント

  • ✓ 持続化補助金は発注総額100万円(税込)超で2者以上の相見積もりが必要
  • ✓ 中古品は金額に関わらず2者以上(ものづくり補助金は3者以上)の見積が必須
  • ✓ 見積書は発行日・宛名・発行者・金額・品名など6項目を具体的に。「一式」はNG
  • ✓ 相見積もりが取れないときは業者選定理由書(随意契約の理由書)を提出

本記事は2026年7月21日時点の各補助金の公募要領・事務局案内にもとづきます。回次や制度で基準が異なるため、申請前に必ず公式の公募要領(持続化補助金事務局、ものづくり補助金総合サイト)でご確認ください。制度全体は補助金・助成金 完全ガイドを参照。

見積書は、あとで実績報告にそのまま出す書類になる

相見積もりで集めた見積書と業者選定理由書は、交付決定後の実績報告でそのまま証拠書類として提出します。取得した時点で日付・宛名・内訳が揃っているかを確かめ、取引先と金額を会計ソフトへ登録しておくと、報告の段階で書類を探し直さずに済みます。

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目次

相見積もりはいくらから必要?制度別の基準

制度 相見積もりが必要な基準 必要な社数 中古品
小規模事業者
持続化補助金
発注総額100万円(税込)超2者以上金額問わず2者以上
ものづくり補助金単価50万円(税抜)以上の機械設備等2者以上3者以上
共通の原則同一条件で比較し原則最安値を選定—中古である旨を明記
基準額は回次・制度で異なる場合があるため、必ず最新の公募要領で確認を。
相見積もりが必要になる金額ライン(万円)持続化補助金(税込・発注総額)100万円 超/以上ものづくり補助金(税抜・単価)50万円 超/以上中古品(金額を問わず必要)金額を問わず必要
持続化は「発注総額100万円(税込)超」、ものづくりは「単価50万円(税抜)以上」。中古品は金額を問わず相見積もりが必要。

見積書に必要な6つの記載項目

この6点がそろっているか必ず確認(持続化補助金事務局の案内より)

  1. 発行日が確認できること
  2. 見積書であることが確認できること
  3. 宛名が補助事業者(法人は法人名)であること
  4. 発行者(見積を出した業者)が確認できること
  5. 見積金額(税込・税抜の別)が確認できること
  6. 取引内容(品名・数量)が具体的なこと。「一式」「等」「他」はNG

見積書の控えには、事業完了後5年の保存義務がある

交付規程では、帳簿と証拠書類を補助事業完了年度の終了後5年間保存し、他の経理と明確に区分することが求められます。紙のまま束ねるより、取引ごとに補助事業の区分を付けて記帳しておくほうが、後の検査で説明しやすくなります。

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相見積もりの取り方|取得から提出までの流れ

1対象経費を確定2同一条件で複数社に依頼32者以上の見積を取得4妥当な1社を選定5事務局へ提出→交付決定
見積は交付決定前に準備。発注・契約・購入は交付決定後に行う。

⚠ 差し戻されやすい注意点

  • 交付決定前の発注・契約・購入は補助対象外。見積取得はOKだが着手はNG
  • 「一式」「諸経費」など内容が不明瞭な見積は差し戻しの典型。品名・数量を明記
  • 相見積もりは同一条件で。仕様が違うと価格比較にならず無効
  • 相見積もりが取れない特殊な発注は業者選定理由書(随意契約の理由書)を提出
  • 経費明細表(様式3)の金額と見積金額は一致させる

あわせて読みたい:持続化補助金の対象経費/事業計画書の書き方

発注前の見積もりが、入金後の消費税の扱いまで決める

見積金額を税込で押さえたか税抜で押さえたかは、補助対象経費の確定と、入金後の消費税仕入控除税額の報告にそのままつながります。日々の記帳で税区分を分けておけば、報告の段階で計算し直す必要がありません。

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補助金を探している間にできる、固定費の見直し

補助金は電子申請のあとに審査・交付決定・実績報告と続くため、手元にお金が入るまで数か月かかります。待っているあいだに効くのは、毎月出ていく固定費のほうです。どちらも審査や返済はなく、申し込みはオンラインで完結します。

よくある質問(FAQ)

相見積もりは何社必要ですか?

持続化補助金・ものづくり補助金とも原則2者以上です。ただしものづくり補助金の中古品は3者以上が必要です。制度・回次で異なるため公募要領を確認してください。

100万円以下なら見積書は不要ですか?

いいえ。相見積もり(2者以上)が不要でも、計上するすべての経費について1者の見積書等の提出は必要です。市販品は店頭価格の写真、ネット購入は画面コピーでも代用できます。

相見積もりが取れないときはどうすればいいですか?

発注する事業の性質上どうしても1者しか取れない場合は、その企業を随意契約の対象とする「業者選定理由書」を採択発表後・交付決定までに提出します。

見積書の宛名は個人名でもいいですか?

補助事業者名にする必要があります。法人の場合は法人名が宛名でなければ差し戻しの対象になります。

一番安い業者を選ばないとダメですか?

原則は最安値の選定です。品質・納期などの理由で他社を選ぶ場合は、その理由を説明できるようにしておきましょう。

出典・参考

※基準額・社数は回次や制度により異なります。申請前に必ず最新の公募要領・事務局案内をご確認ください。

読み終えたら、次に手を動かすこと

相見積もりで価格と根拠を揃えるやり方は、補助金以外の大きな支出でもそのまま使えます。見積書の読み方が分かったいまなら、金額の大きいものから順に見直してください。

読み終えたら、次に手を動かすこと

見積書の整え方が分かったら、次は補助金の対象外になる部分をどこで吸収するかです。毎月固定で出ていく費用は、一度の手続きで下げられます。金額の大きいものから順に見直してください。

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この記事を書いた人

みんなのミカタナビ編集部です。運営者・たくの編集方針のもと、相続・出産・退職・補助金など「知らないと損する手続きとお金」を、公的機関の一次情報と体験談の取材をもとに時系列で整理しています。数値・期限は必ず公式情報で裏取りし、出典を明記します。

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