自分が使える補助金・助成金を30秒でチェック(無料・登録不要)

助成金に強い社労士の探し方と費用相場【2026年版】申請代行は社労士の独占業務|無資格業者のリスクと3つの探し方

本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。紹介する順序や評価は、公的機関の一次情報および各社の公式情報をもとに編集部が独自に判断しており、広告の有無で内容を変えていません。

結論:キャリアアップ助成金や業務改善助成金など、厚生労働省系の「雇用関係助成金」の申請書類作成・提出代行を有償で依頼できるのは、社会保険労務士(社労士)だけです。これは社会保険労務士法第2条・第27条で定められたルールで、無資格の「助成金申請代行会社」への依頼は法令違反のリスクがあります。この記事では、費用相場の目安、信頼できる社労士の探し方3ステップ、契約前に確認すべき注意点を、2026年7月18日時点の情報でまとめます。

この記事のポイント

  • ✓ 雇用系助成金の申請代行は社労士の独占業務(社会保険労務士法第2条・第27条)。無資格業者への依頼は違法リスク
  • ✓ 費用の目安は着手金3〜15万円+成功報酬10〜20%(民間比較メディア調べ。事務所により異なる)
  • ✓ 探し方は「①付き合いのある士業に確認 → ②都道府県社労士会の会員リスト → ③複数比較・面談」の3ステップ
  • ✓ 自分で申請すれば費用はゼロ。依頼するかは「手間と改正対応」との天秤で判断
目次

雇用系の助成金は「社労士」が唯一の正規依頼先

助成金と補助金は依頼できる専門家が違います。厚生労働省系の雇用関係助成金(キャリアアップ助成金・業務改善助成金・両立支援等助成金など)は、申請書類の作成とその提出代行が社会保険労務士の独占業務です。社会保険労務士法第2条は、労働社会保険諸法令に基づく申請書等の作成(1号業務)・提出手続の代行(1号の2業務)を社労士の業務と定め、第27条は社労士でない者が報酬を得てこれらを業として行うことを禁止しています。違反した業者は罰則の対象になります。

一方、経済産業省系の補助金(持続化補助金・ものづくり補助金など)の事業計画づくりの支援は社労士の独占業務ではなく、税理士・中小企業診断士などの認定経営革新等支援機関やコンサルタントも支援できます。補助金の依頼先選びは補助金申請代行の費用相場と選び方で詳しく解説しています。まず自社が使う制度がどちらかを確認しましょう(補助金と助成金の違い)。

どの専門家に頼む? 判断チャート 使いたい制度はどっち? 助成金(厚労省系・雇用関係) キャリアアップ・業務改善 など 補助金(経産省系) 持続化・ものづくり など 社労士(独占業務) 書類作成・提出代行は社労士のみ 認定支援機関・税理士等 社労士の独占業務ではない
制度の所管で依頼先が変わる(当サイト作成)

⚠ 無資格の「助成金申請代行会社」に注意

「社労士と提携」をうたう代行会社経由の契約や、資格のないコンサルタントによる申請書類の作成・提出代行は、社会保険労務士法第27条(業務の制限)・第23条の2(非社労士との提携の禁止)に抵触するおそれがあります。万一不正受給と判断されると助成金の返還や以後の不支給措置など事業主側が不利益を受けるのは自社です。契約前に必ず「社会保険労務士登録の有無」を確認してください。

費用相場:着手金3〜15万円+成功報酬10〜20%が目安

社労士の報酬額に公的な基準はなく、各事務所が自由に設定しています。民間の比較・専門メディア各社が公表している相場観をまとめると、着手金は3〜15万円程度(無料の事務所もある)、成功報酬は受給額の10〜20%程度が中心で、完全成功報酬型では20%以上・30%前後に設定する事務所もあります(2026年7月18日閲覧)。顧問契約を結んでいる場合は割引や着手金なしになるケースもあります。

報酬体系初期費用成功報酬向いている会社
着手金+成功報酬型3〜15万円程度受給額の10〜15%程度受給見込みが高く総額を抑えたい
完全成功報酬型0円受給額の15〜25%程度初期費用を出したくない・不支給リスクを避けたい
顧問契約型顧問料(月額)割引または無料の事務所も労務管理も継続的に任せたい
民間比較メディア各社の掲載相場より当サイト作成(事務所により異なる)
【試算例】助成金100万円を受給した場合の支払額 自分で申請 0円(手間は最大) 着手金+成功報酬型 約15万円 例:着手金5万円+成功報酬10%(10万円) 完全成功報酬型 約20万円 例:成功報酬20%(20万円)・着手金なし ※民間比較メディアの相場レンジをもとにした当サイトの試算例。実際の報酬は事務所ごとに異なります
同じ受給額でも報酬体系で支払額は変わる

顧問料を抑えるなら、日々の経理は自分で回す

社労士への支払いは着手金と成功報酬が中心です。給与や経費の集計を会計ソフトで自動化しておくと、依頼時に渡す資料づくりの手間が減り、追加作業の費用も抑えやすくなります。

▶ 雇用調整助成金とは【2026年版】
▶ 補助金と助成金の違い【2026年版】

▶ 記帳を自動化するならfreee会計(無料プランから)

▶ マネーフォワード クラウド会計を1ヶ月無料で試す

助成金に強い社労士の探し方3ステップ

1 身近な士業・取引先に聞く 顧問税理士・金融機関・同業者からの紹介は実績確認がしやすい 2 都道府県社労士会の会員リストで探す 全国社会保険労務士会連合会のサイトから47都道府県の会員リストへ 3 2〜3事務所を比較して面談 助成金の取扱実績・報酬体系・レスポンスの速さを確認して契約
探し方の基本手順(当サイト作成)

公的な探し方の起点は、全国社会保険労務士会連合会の「各都道府県の社労士会を探す」ページです。47都道府県すべての社労士会の連絡先と、依頼・相談を受け付ける社労士の会員リストへのリンクがまとまっています。東京都社労士会など多くの県会では、地域や得意分野で絞り込める会員検索が使えます。また、連合会の「社労士診断認証制度」サイトにも社労士検索があります。依頼後にトラブルになった場合の苦情相談窓口も都道府県社労士会・連合会に設置されています。この安心感は無資格業者にはない、資格者に依頼する大きなメリットです。

面談では「自社が使いたい制度名(例:キャリアアップ助成金 正社員化コース)の直近1年の申請実績」を聞くのが効果的です。助成金は毎年度要件が変わるため、直近実績のある事務所ほど改正への対応が確実です。どの制度が自社に合うか分からない場合は、まず3分でできる補助金・助成金診断で候補を絞ってから相談すると話が早く進みます(無料・登録不要)。

助成金は入金後も帳簿が5年残る

助成金や補助金は受給して終わりではなく、帳簿と証拠書類の保存が続きます。取引を最初から電子で残しておくと、後の報告や検査で書類を探し直す負担が小さくなります。

▶ 補助金は入金で終わりではない【2026年版】
▶ 電子帳簿保存法は何が義務か【2026年版】

▶ 記帳を自動化するならfreee会計(無料プランから)

▶ マネーフォワード クラウド会計を1ヶ月無料で試す

社労士に依頼するメリット・デメリット

メリット

  • 毎年度の要件改正に対応した正確な申請ができる
  • 就業規則・労働条件の整備までセットで任せられる
  • 書類作成・提出の手間がなくなり本業に集中できる
  • 不備による差し戻し・不支給のリスクを減らせる
  • トラブル時は社労士会の苦情相談窓口を使える

デメリット・注意点

  • 受給額の10〜20%程度の報酬がかかる
  • 繁忙期は新規依頼を断られることがある(依頼は早めに)
  • 助成金にあまり積極的でない事務所もある
  • 丸投げでも雇用や賃上げなどの実行は自社。要件を満たす体制づくりは経営判断

補助金(ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金など)の相談先を探している方は、補助金に強い税理士・認定支援機関の探し方【2026年版】もあわせてご覧ください。助成金は社労士、補助金は税理士・認定支援機関が主な相談先になります。

相談の前に、月次の数字が出る状態にしておく

社労士も税理士も、直近の数字が揃っているほど話が早く進みます。無料プランや無料お試しから記帳の型をつくっておくと、費用をかけずに準備できます。

▶ 事業計画書の書き方【2026年版】
▶ 補助金と助成金の違い【2026年版】

▶ 記帳を自動化するならfreee会計(無料プランから)

▶ マネーフォワード クラウド会計を1ヶ月無料で試す

よくある質問

助成金の申請は自分でもできますか?

できます。事業主自身による申請に費用はかかりません。ただし雇用関係助成金は要件・様式が毎年度変わり、就業規則や出勤簿・賃金台帳などの整備も求められるため、労務管理に不安がある場合は社労士への依頼が確実です。

社労士以外の「助成金申請代行会社」に頼んでも大丈夫ですか?

おすすめできません。雇用関係助成金の申請書類の作成・提出代行を報酬を得て業として行えるのは社労士だけです(社会保険労務士法第2条・第27条)。無資格業者の関与が不正受給と判断されれば、返還や不支給措置などの不利益を受けるのは事業主側です。

費用はどのくらいかかりますか?

民間の比較メディア各社の掲載相場では、着手金3〜15万円程度+成功報酬10〜20%程度が中心です。完全成功報酬型では20%以上の設定もあります。報酬に公的基準はないため、必ず複数の事務所から見積もりを取って比較してください。

顧問契約を結ばないと依頼できませんか?

スポット(単発)で受ける事務所も多くあります。ただし助成金は雇用管理の状態と密接に関わるため、顧問先を優先する事務所や、顧問契約とセットで報酬を割り引く事務所もあります。継続的に活用したいなら顧問契約も検討の価値があります。

補助金も社労士に依頼できますか?

経産省系の補助金の事業計画支援は社労士の独占業務ではなく、税理士や中小企業診断士などの認定経営革新等支援機関が主な相談先になります。依頼先の選び方と費用相場は別記事「補助金申請代行の費用相場と選び方」で解説しています。

出典・参考資料

補助金・助成金の探し方の全体像は補助金・助成金の完全ガイドをご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

みんなのミカタナビ編集部です。運営者・たくの編集方針のもと、相続・出産・退職・補助金など「知らないと損する手続きとお金」を、公的機関の一次情報と体験談の取材をもとに時系列で整理しています。数値・期限は必ず公式情報で裏取りし、出典を明記します。

目次