本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。紹介する順序や評価は、公的機関の一次情報および各社の公式情報をもとに編集部が独自に判断しており、広告の有無で内容を変えていません。
この記事のポイント
- 2026年度下半期に締切が来る主要制度は5つ。近い順に8/25(デジタル化・AI導入 第4次)→9/29〜10/8(東京都創業助成 第2回)→10/30(新事業進出・ものづくり 第1回)→12/15(持続化 第20回)です。
- いちばんの落とし穴は持続化補助金の様式4。申請締切12/15の前に、12/4までに商工会・商工会議所から事業支援計画書(様式4)の交付を受ける必要があります。
- 新事業進出・ものづくり補助金の第1回は日程が1か月後ろ倒しに変更されました(申請受付9/30・締切10/30 18:00)。古い記事の日付をそのまま信じないでください。
- 電子申請にはGビズIDプライムが必要な制度があります。取得に数週間かかることがあるため、締切から逆算していま申請しておくのが最優先です。
- どの制度も交付決定前の発注・契約は補助対象外。「先に買ってしまった」はやり直しがききません。
補助金は「知らなかった」ではなく「間に合わなかった」で取り逃すことのほうが多い制度です。2026年度の下半期は、8月から12月にかけて主要制度の締切が次々に来ます。この記事では、2026年7月30日時点で公式に公表されている日程だけを締切の近い順に並べ、あわせて「いつ何を始めれば間に合うか」を逆算しました。
締切カレンダー|近い順に並べたもの
2026年8月〜12月の締切カレンダー(2026年7月30日時点で公表済みのもの)
デジタル化・AI導入補助金2026 第4次締切
通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠すべて同日。交付決定は10/7(水)予定、事業実施と実績報告の期限は2027/3/31(水)17:00予定。IT導入支援事業者との共同申請が前提のため、事業者選定を先に済ませておく。
東京都 創業助成事業 令和8年度 第2回
受付は実質10日間だけ。助成率2/3以内・上限400万円(下限100万円)。都内で創業を具体的に計画している人、または創業から5年未満の事業者が対象。
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回 申請受付
公募開始は6/29。革新的新製品・サービス枠/新事業進出枠/グローバル枠の3枠。申請は電子申請システムのみ。
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回 申請締切
当初は9/30締切だったが1か月後ろ倒しに変更された。採択発表は2027年1月頃(予定)。交付決定前の発注は補助対象外。
小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>第20回
公募要領は5/27公開(7/21に第8版へ更新)。基本50万円+インボイス特例50万円+賃金引上げ特例150万円で最大250万円。
持続化補助金 第20回 事業支援計画書(様式4)発行の受付締切
申請締切より11日早い、いちばんの落とし穴。商工会・商工会議所に作成依頼して交付を受ける必要があり、交付に時間を要する場合がある。
持続化補助金 第20回 申請受付締切
電子申請のみ。GビズIDプライムのアカウントが必要で、取得に数週間かかることがある。
※日程は変更されることがあります。申請前に必ず各事務局の公式ページで確認してください。
締切までの残り日数(本記事の基準日=2026年7月30日)
※編集部が公表日程から算出。GビズIDプライムの取得に数週間かかることを踏まえると、いちばん左のデジタル化・AI導入補助金 第4次は準備期間がほとんど残っていません。
締切前に「数字」を用意しておく
公募が始まってから決算書や試算表を作り始めると、締切に間に合いません。日ごろから会計ソフトで記帳しておくと、申請直前に必要な数字をすぐ取り出せます。
▶ 確定申告のやり方 完全ガイド【2026年版】
▶ 消費税の確定申告のやり方(インボイス登録者向け)
落とし穴になりやすいポイント
締切に間に合わせるために、いま動くこと
- GビズIDプライムを取得する(最優先)。持続化補助金など電子申請のみの制度で必須です。取得まで数週間かかることがあり、締切直前では間に合いません。
- 様式4は「申請締切の11日前」が期限。持続化補助金 第20回は12/4が様式4の発行受付締切です。電子申請システムに経営計画・補助事業計画を入力してから商工会に作成依頼するため、11月中の着手が現実的です。
- 交付決定前に発注しない。デジタル化・AI導入補助金も新事業進出・ものづくり補助金も、交付決定日より前の契約・発注は補助対象外と明記されています。
- 締切当日は混みます。締切直前は申請画面へのアクセスが集中し、画面遷移やSMS認証に通常より時間がかかると事務局が案内しています。締切時間を過ぎた場合、理由を問わず受付されません。
- 不採択でも次の締切に再申請できる制度がある。デジタル化・AI導入補助金は締切が複数回設定されており、次回に出し直せます。1回で諦めないでください。
次回日程がまだ出ていない制度
下半期に動く可能性はあるものの、2026年7月30日時点では日程が公表されていない制度です。公表され次第、この記事も更新します。
あなたの場合はこう|狙うべき制度の選び方
ITツールやAIを入れたい|〜8/25
デジタル化・AI導入補助金2026の第4次締切(8/25 17:00)が最短です。IT導入支援事業者との共同申請が前提なので、まず登録事業者とツールを決めるところから。1プロセス以上で5万円以上150万円未満、4プロセス以上で150万〜450万円が目安です。締切に間に合わなくても第5次・第6次が設定されているため、準備を進めながら次を狙うのが現実的です。
これから創業する・創業5年未満|9/29〜10/8
都内が対象なら東京都の創業助成事業 第2回。受付が実質10日間しかないため、9月中に書類を仕上げておく前提で動きます。助成率2/3以内・上限400万円・下限100万円で、賃借料や広告費、人件費といった創業初期の固定費に使えるのが強みです。
設備投資で新分野に出たい|〜10/30
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の第1回。従来の新事業進出補助金とものづくり補助金が統合された制度で、革新的新製品・サービス枠/新事業進出枠/グローバル枠の3枠構成です。申請受付は9/30から、締切は10/30 18:00厳守。事業計画の作成に数か月かかる規模なので、8月中に着手しないと厳しいと考えてください。
販路開拓・小さな投資をしたい|〜12/15
小規模事業者持続化補助金 第20回。下半期でいちばん締切が遅く、いちばん狙いやすい制度です。基本50万円に、インボイス特例で+50万円、賃金引上げ特例で+150万円が乗り、両方満たせば最大250万円。ただし様式4の12/4という前倒しの期限があるため、実質の締切は12月上旬だと考えて逆算します。
申請支援を依頼する前に確認
税務相談や申告書の作成は税理士にしかできません。申請代行をうたう業者に丸投げするとリスクがあります。依頼先が正規の税理士かは公式サイトで検索・確認できます。
▶ 税理士情報検索サイト(日本税理士会連合会・公式)
▶ 経費を一元管理する|法人カードおすすめ比較
編集部の見方|下半期はどこに賭けるか
あわせて読みたい
- 補助金・助成金 完全ガイド|制度の全体像と探し方はこちらから。
- 公募カレンダー|制度ごとの公募状況を一覧で確認できます。
- 持続化補助金 第20回 スケジュール逆算カレンダー|様式4を含む詳細な逆算はこちら。
- 東京都 創業助成事業 第2回 申請直前チェックリスト|10日間の受付を乗り切る書類準備。
- デジタル化・AI導入補助金2026 スケジュール|締切回ごとの詳細。
- 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金をわかりやすく|統合後の枠と要件。
- jGrantsとGビズIDプライムの取得方法|電子申請の準備はここから。
- 交付申請の流れ|採択されたあとに何をするか。
よくある質問(FAQ)
2026年度下半期でいちばん狙いやすい補助金はどれですか?
準備期間が短い事業者にとっては、小規模事業者持続化補助金 第20回(申請締切2026年12月15日17:00)が現実的です。下半期でいちばん締切が遅く、基本50万円にインボイス特例50万円・賃金引上げ特例150万円が加算され最大250万円になります。ただし事業支援計画書(様式4)の発行受付締切が12月4日と前倒しになっている点に注意してください。
持続化補助金の様式4とは何ですか。なぜ締切が早いのですか?
様式4は「事業支援計画書」で、商工会または商工会議所が作成・交付する書類です。電子申請システムに経営計画と補助事業計画を入力し、加点や特例に関する書類を添付した上で作成を依頼し、窓口で交付を受けます。交付に時間を要する場合があるため、申請締切(12月15日)より前の12月4日が発行受付締切に設定されています。
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の第1回は、いつが締切ですか?
2026年9月30日(水)に申請受付が始まり、締切は2026年10月30日(金)18:00厳守です。当初は受付8月31日・締切9月30日と公表されていましたが、全体が1か月後ろ倒しに変更されました。採択発表も2026年12月頃から2027年1月頃(予定)に変わっています。古い日程が載った記事が残っているため、必ず公式の公募スケジュールで確認してください。
締切に間に合わない場合、次の公募を待つべきですか?
制度によって考え方が変わります。デジタル化・AI導入補助金は締切が複数回設定されており、不採択でも次の締切回に再申請できます。一方、持続化補助金や新事業進出・ものづくり補助金は公募回の間隔が長いため、間に合わないと数か月待つことになります。ただし補助金は精算払い(後払い)が原則で自己資金の立替が必要なため、資金繰りに余裕がないなら次回に照準を合わせる判断も合理的です。
申請前に必ず済ませておくべき準備は何ですか?
電子申請に必要なGビズIDプライムの取得です。持続化補助金など電子申請のみの制度では必須で、取得までに数週間かかる場合があります。あわせて、交付決定日より前に補助事業に関する契約や発注をすると補助対象外になる点を、社内で共有しておいてください。
採択後の経理コストも見込んでおく
補助金は精算払いが基本で、支払いが先に立ちます。経費管理や資金繰りの手段をあわせて見直しておくと、採択後の立替期間を乗り切りやすくなります。
▶ 法人カードおすすめ比較【2026年版】
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出典・参考(公式情報)
- 中小企業庁「小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>(第20回)の公募要領を公開しました」/商工会地区 小規模事業者持続化補助金事務局「申請について(第20回公募スケジュール)」
- 中小企業基盤整備機構「デジタル化・AI導入補助金2026」事業スケジュール/通常枠
- 中小企業基盤整備機構「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」第1回 公募スケジュール/中小企業庁「第1回公募要領を公開しました」
- 東京都「令和8年度「創業助成事業」募集」/公益財団法人東京都中小企業振興公社「助成金」
※本記事は編集部が上記の公式情報をもとに、2026年7月30日時点で公表されている日程を整理したものです。公募日程・要件・補助額は変更されることがあります。申請前に必ず各事務局の公式ページで最新情報をご確認ください。基準日:2026年7月30日。
