離れて暮らす親の冷蔵庫を開けたら、賞味期限の切れた総菜と、封を切っていないカップ麺が並んでいた。ケアマネジャーに相談すると「配食を入れましょうか」と言われたけれど、値段も、介護保険が使えるのかも、どこに申し込むのかも分からない。配食サービスは、介護の入口でいちばん相談が多いのに、いちばん説明が省かれやすいサービスです。
結論から言うと、配食サービスは介護保険の給付対象ではありません。それでも「市区町村の高齢者福祉事業」という別のルートで、1食あたり150円の補助や、実費700円以内という上限つきの利用ができる自治体があります。民間の宅配弁当は1食530〜900円台が中心で、公的ルートと民間ルートは併用も乗り換えもできます。この記事では2026年9月2日時点の公表情報をもとに、費用の全体像、自治体の助成が3類型に分かれること、申し込みの流れ、そして「頼んだのに食べてくれない」という現場でいちばん多いつまずきへの対処までを整理します。
この記事の結論
- 配食は介護保険の給付ではない。要介護認定を受けていても、訪問介護やデイサービスのように1〜3割負担では利用できません(2026年9月時点)。
- 公的な入口は市区町村の高齢者福祉事業。渋谷区は1食150円の補助、横浜市は自己負担を1食700円以内の実費相当額に抑えるなど、仕組みは自治体ごとに大きく違います。
- 民間の相場は1食530〜900円台。週5日コースなら1食530円(税込・送料込)という価格帯もあり、自治体の助成を使うより安く済む地域もあります。
- 値段だけで選ばない。配食の本当の価値は「毎日決まった時間に人が訪ねてくること」=安否確認です。手渡しか置き配かで、この価値は大きく変わります。
- 最初の相談先は地域包括支援センター。要介護認定がなくても無料で相談でき、自治体独自の事業と民間の両方を並べて教えてもらえます。
配食サービスとは何か|「食事」と「安否確認」の二重の役割
配食サービスは、栄養バランスを整えた食事を自宅まで届けるサービスです。ただし高齢者向けの配食で公的に重視されているのは、栄養だけではありません。厚生労働省が2017年3月に策定した「地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理に関するガイドライン」では、配食事業に対して、低栄養・フレイルの予防に加えて、医療・介護関連施設と在宅の暮らしをつなぐ役割が期待されると整理されています。
実際、自治体が実施する配食事業の案内文はほぼ例外なく「食事を届けるとともに安否確認を行います」という書き方になっています。渋谷区の高齢者等配食サービスも横浜市の高齢者食事サービスも、事業の目的に安否確認が明記されています。つまり公的な配食は、食事の宅配であると同時に週に数回の見守り訪問でもあるということです。ここを理解しておくと、あとで説明する「置き配か手渡しか」の選択が、単なる受け取り方の好みではなく、サービスの中身そのものを左右する分かれ道だと分かります。
一方、民間の宅配弁当・宅配食は、栄養管理と利便性が主眼で、安否確認は事業者やコースによってある場合とない場合があります。冷凍弁当をまとめて宅配便で送るタイプは、受け取りの手間は少ない代わりに「人が毎日訪ねてくる」効果はありません。高齢者の見守りサービスの選び方とあわせて、どこで見守りを確保するかを決めておくと選択を誤りません。
費用の全体像|民間は1食530〜900円台、公的ルートは自己負担の決め方が違う
配食の費用は「1食いくらか」だけを比べても実態がつかめません。送料込みかどうか、週何日から頼めるか、ごはんが付くかどうかで、同じ600円でも中身がまったく違うからです。まず民間の代表的な価格帯を、各社が公表している金額(2026年9月時点)で並べます。
図|民間の宅配食の価格帯(1食あたり・2026年9月時点の公表価格)
| タイプ | 1食の目安 | 受け取り方 | 安否確認 |
|---|---|---|---|
| 冷蔵・毎日配達(おかずのみ) | 530〜570円 週5日コースは530円、週1〜4日は570円(送料込) | 手渡し/鍵付き宅配ボックス | あり(毎日訪問) |
| 冷蔵・毎日配達(ごはん付き) | 650〜750円 | 手渡し/宅配ボックス | あり(毎日訪問) |
| やわらか食・きざみ食など介護対応 | 700〜900円台 | 手渡し中心 | あり |
| 冷凍・まとめて宅配便 | 600〜800円台+送料 | 宅配便(不在再配達) | なし |
金額は各社の公表価格をもとにした編集部整理。地域・コース・キャンペーンで変わるため、申し込み前に公式サイトで必ず確認してください。
これに対して、市区町村が実施する高齢者向けの配食事業では、値段の決め方そのものが違います。渋谷区は弁当そのものは協力店の価格のままで、区が1食150円を補助する方式です。750円の弁当なら利用者の支払いは600円になります。横浜市の高齢者食事サービスは自己負担を食材費等の実費相当額(1食700円以内。治療食は超える場合あり)とする方式で、補助額ではなく上限額を決めています。同じ「公的な配食」でも、財布から出る額の決まり方が正反対に近いのです。
図|1食750円の弁当を頼んだときの自己負担(例)
介護保険は使えるのか|給付の対象外だが、公的ルートは3つある
「要介護3が出たから配食も1割で使えるはず」と考える方が多いのですが、これは誤りです。配食は訪問介護や通所介護のような介護給付(介護保険サービス)には含まれていません。要介護認定を受けていても、支給限度基準額の枠を使って配食を頼むことはできません。訪問介護でできないこと・できることで整理したとおり、ヘルパーが台所で調理をするのは生活援助として給付の対象になりますが、外から弁当を運んでくる行為は別の枠組みです。
ただし「介護保険と無関係」というわけでもありません。公的に配食を支える入口は、大きく3つあります。
図|配食を支える公的な3つの入口
① 市区町村の高齢者福祉事業
いちばん一般的な入口。介護保険とは別の一般財源で運営され、渋谷区の1食150円補助のように区市町村が独自に設計します。要介護認定がなくても、年齢や独居の要件で使えることがあります。
② 地域支援事業(任意事業など)
介護保険法にもとづく地域支援事業の枠内で、見守りとセットの配食を実施している市町村があります。窓口は地域包括支援センターです。
③ 市町村特別給付(横出しサービス)
その市町村の第1号被保険者の保険料を財源に、国の給付にない配食を上乗せしている自治体があります。数は多くありませんが、あれば負担は軽くなります。
どの入口があるかは自治体ごとに違います。3つとも無い自治体も珍しくないため、「うちの市にあるか」を最初に確認するのが近道です。
言い換えると、配食の公的支援は全国一律の制度ではなく、住んでいる市区町村ごとの独自事業です。ネットで見つけた「1食150円で使える」という情報が自分の地域に当てはまるとは限りません。ここが、全国一律のデイサービスの費用やショートステイの費用と決定的に違う点です。
自治体の助成は3類型に分かれる|自分の地域がどれかを見分ける
全国の自治体の案内文を読み比べると、高齢者向け配食事業の設計はおおむね次の3類型に整理できます。自分の市区町村のページを開いたとき、この3つのどれに当たるかが分かれば、月いくらかかるかをその場で概算できます。
| 類型 | 自己負担の決まり方 | 代表例 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| A 補助額を決める型 | 店の価格から一定額を差し引く(例:1食150円) | 渋谷区 | 好みの店を選びたい人。安い弁当を選べばさらに安くなる |
| B 自己負担の上限を決める型 | 実費相当額だが上限つき(例:1食700円以内) | 横浜市 | 治療食など単価が高くなりがちな人 |
| C 見守りを付ける型 | 金銭補助はなく、安否確認と異変時の連絡体制を行政が担保 | 多くの市町村の見守り連携事業 | 費用より「誰かが毎日確認する」ことを重視する家族 |
類型の呼び方は本記事の整理によるもので、行政の公式な分類ではありません。実際には2つを組み合わせている自治体もあります。
見分け方は簡単です。自治体のページで「補助」「助成」という語のあとに円の金額が書いてあればA、「実費相当額」「〜円以内」と書いてあればB、金額の記載がなく「安否確認」「見守り」だけが書いてあればCです。渋谷区のページには「補助額 1食あたり150円」と明記され、横浜市のページには「食材費等実費相当額(1食あたり700円以内)」とあります。
もうひとつ確認したいのが利用限度です。渋谷区は「1日(配達を行った日のみ)1食まで」で、朝夕2食を補助対象にすることはできません。1日1食の枠だと、残り2食は家族か本人が用意することになります。ここを見落とすと「配食を入れたのに、結局こちらが毎日通っている」という状態になります。
申し込みの流れ|認定通知が届くまで2週間、逆算して動く
公的な配食は「電話1本で明日から」とはいきません。渋谷区の場合、申請から認定通知書が届くまで2週間程度かかり、届いた認定番号を協力店に伝えて初めて注文できます。退院日が決まってから動き始めると間に合わないため、逆算が必要です。
図|配食が始まるまでの時系列(自治体事業の場合)
Day 0
地域包括支援センターに相談。自治体に配食事業があるか、対象要件に当てはまるかをその場で確認する。
Day 1〜3
利用資格の認定申請。窓口・郵送のほか、オンライン申請を用意している自治体もある。
Day 14前後
認定通知書が届く。認定番号が記載されている。
Day 15〜
協力店に認定番号を伝えて注文。曜日と時間帯、置き場所、アレルギーをここで決める。
2週目以降
食べ残しの量と本人の反応を確認し、量・やわらかさ・回数を調整する。
日数は渋谷区の案内(申請から2週間程度で認定通知書)をもとにした一例です。自治体により前後します。
民間の宅配食であれば、この認定手続きは不要で、申し込みから数日で始められます。退院が近い、いま食事が用意できていない、という緊急度が高い場面では、まず民間で始めて、認定が下りたら公的ルートへ切り替えるのが現実的です。切り替えを前提にするなら、最初の契約は縛りの少ない週単位のコースにしておきます。
手順を1本の流れにすると次のとおりです。
高齢の親に配食サービスを導入し、自治体の助成があればそれに切り替えるまでの手順。
- いま何食が不足しているかを数える
1日3食のうち、実際に用意できていないのは何食かを1週間分書き出します。ここが配食の必要量になります。
- 地域包括支援センターに配食事業の有無を聞く
要介護認定がなくても無料で相談できます。自治体の事業があるか、対象要件と補助の型(補助額型か上限型か)を確認します。
- 急ぐ場合は民間の宅配食を先に始める
認定に2週間程度かかるため、食事が止まっている状態なら民間を先行させます。週単位で解約できるコースを選びます。
- 利用資格の認定を申請する
窓口・郵送・オンラインのいずれかで申請します。介護保険証と本人確認書類を用意しておくと早いです。
- 認定番号を受け取り協力店に伝える
認定通知書に書かれた番号を店に伝えて注文します。曜日・時間帯・置き場所・アレルギーもこのときに決めます。
- 受け取り方を手渡しにするか決める
安否確認を目的にするなら手渡しを選びます。置き配は本人が楽ですが、見守りの機能は失われます。
- 2週間後に食べ残しを確認して調整する
残る量が多ければ、量を減らす・やわらか食に変える・回数を減らすのいずれかで作り直します。合わないまま続けないことが大切です。
パターン別の分岐|同じ「配食を入れたい」でも最適解は違う
一人暮らし・要介護認定なし
年齢要件(75歳以上など)だけで使える自治体事業がないか先に確認します。無ければ民間の毎日配達・手渡しコース。安否確認を兼ねるので置き配にしないのがこのパターンの要点です。
同居家族がいて日中だけ不在
多くの自治体事業は独居や高齢者のみ世帯を要件にするため対象外になりがちです。民間の昼食のみコース、または冷凍のまとめ買いで足ります。見守りは別に確保します。
退院直後・食事制限あり
腎臓病食・糖尿病食などの治療食に対応する事業者を病院の医療ソーシャルワーカーに紹介してもらいます。単価は上がるため、上限型(B類型)の自治体では公的ルートの恩恵が大きくなります。
噛む力・飲み込む力が落ちている
やわらか食・きざみ食・ムース食の対応可否で事業者を絞ります。先に歯科・言語聴覚士に嚥下の評価を受けてから形態を決めると、届いてから食べられないという失敗を避けられます。
損しないポイント|申し込む前に決めておく5つ
損しないポイント
- 「1日1食まで」の制限を先に確認する。公的事業の多くは1日1食が上限です。残り2食の手当てを同時に決めておかないと、家族の負担は減りません。
- 安いほうを機械的に選ばない。補助額型(A類型)の自治体では、店の弁当が高いほど補助後の額も高くなります。750円の店で600円になるより、530円の民間をそのまま頼むほうが安いこともあります。
- 手渡しか置き配かを、家族の側の希望として伝える。本人は「気を遣うから置いていって」と言いがちですが、それでは安否確認になりません。事業者には家族から手渡し希望を伝えます。
- 初回は少ない曜日から始める。いきなり週5日で契約すると、口に合わなかったときに冷蔵庫にたまります。週2〜3日で試し、続きそうなら増やします。
- 領収書と利用実績を残す。医療費控除の対象にはなりませんが、世帯の生活費の実態を示す資料として、後日のケアプランの見直しや施設入居の相談で役に立ちます。
イレギュラー・現場対応|「頼んだのに食べてくれない」をどう解くか
導入後に家族から出てくる困りごとは、値段の話ではなく運用の話がほとんどです。事業者や介護の情報サイトが公開している解説記事を読み比べると、繰り返し指摘されているつまずきは3つに集約されます。
現場でよく起きる3つのつまずきと打ち手
1|味付けや献立が好みに合わず、食が進まない。配食は献立を選べないのが原則で、事業者の解説でも「嗜好への個別対応は難しい」と明記されています。打ち手は、味の濃さが選べる事業者に替える、白飯だけ自宅で炊いておかずのみを頼む、週の半分を別の事業者にする、の3つです。1社に決め打ちしないことが結果的にいちばん効きます。
2|受け取れず、弁当がたまっていく。冷蔵の毎日配達では、不在時に鍵付きの宅配ボックスへ入れる運用が一般的です。ただしボックスに入れっぱなしになると安否確認の機能が働きません。ボックス運用にする場合は、前日分の空き箱が回収されているかを配達員が確認する取り決めを事業者と交わしておくと、異変に気づける状態を保てます。
3|本人が「もったいない」と言って断る。費用を本人が負担している場合に起きやすい反応です。家族が費用を出すと決めているなら、その旨をはっきり伝えたうえで、金額ではなく「週に3回、誰かが顔を見に来る仕組み」として説明し直すと受け入れられることがあります。自治体事業なら「区の高齢者向けの事業」という位置づけが説得材料になります。
ここに挙げた対処は、事業者・介護事業者が公開している解説をもとに編集部が整理したものです。個々の家庭で有効かどうかは状況によります。うまくいかないときは、ケアマネジャーか地域包括支援センターに「配食を入れたが食べていない」と事実のまま伝えてください。配食以外の選択肢(デイサービスでの昼食、通いの場の会食、ヘルパーによる調理)に切り替える判断が早くできます。
相場観と編集部の価値判断|月1万6千円をどう見るか
1食530円の毎日配達を週5日、1か月(約22日)続けるとおよそ11,700円。週7日なら約16,000円です。介護対応のやわらか食で1食800円なら、週5日で約17,600円になります。渋谷区のように1食150円の補助があれば、週5日で月3,300円ほど負担が下がります。
この金額を高いと見るか安いと見るか。編集部の判断は、「食事代」として比べると割高だが、「食事+見守り+家族の移動時間」として比べると安いというものです。片道1時間の距離に住む家族が週3回、食事を届けるために往復すれば、交通費だけで月1万円を超えることは珍しくなく、往復の時間は月に24時間を超えます。配食はその時間を買い戻すサービスでもあります。
逆に、本人が問題なく買い物と調理をできている段階で配食を入れるのは早すぎると考えます。調理は手指と段取りを使う生活行為で、取り上げると衰えを早めることがあります。冷蔵庫の中身が回っているか、火の消し忘れがないか、体重が落ちていないか。この3つのうち2つに黄信号が出たときが、配食を検討する現実的なタイミングです。
よくある質問
介護保険の給付(訪問介護やデイサービスのような1〜3割負担のサービス)としては使えません。2026年9月時点で配食は給付の対象外です。ただし市区町村が一般財源で行う高齢者福祉事業、介護保険法にもとづく地域支援事業、市町村特別給付という3つの公的ルートがあり、いずれかを実施している自治体では自己負担が軽くなります。まず地域包括支援センターで、自分の市区町村に配食事業があるかを確認してください。
民間の宅配食は1食530〜900円台が中心です。冷蔵で毎日届くおかずのみのコースは週5日で1食530円(税込・送料込)という価格帯があり、ごはん付きは650〜750円、やわらか食などの介護対応は700〜900円台になります。自治体の事業では、渋谷区のように1食150円を補助する方式、横浜市のように自己負担を1食700円以内の実費相当額とする方式などがあります。
自治体によります。渋谷区の高齢者等配食サービスは、75歳以上であること、要支援・要介護の認定を受けていること、総合事業の事業対象者と判定されていること、区の見守り事業に登録していることのいずれかに当てはまれば対象で、認定は必須ではありません。一方、横浜市のように心身の状況と介護力の両方の要件を満たすかを個別に判断する自治体もあります。民間の宅配食は認定に関係なく誰でも申し込めます。
自治体の事業は、申請から認定通知書が届くまで2週間程度かかるのが目安です(渋谷区の案内による)。通知に記載された認定番号を協力店に伝えて初めて注文できます。民間の宅配食は認定手続きが不要で、申し込みから数日で開始できます。退院日が迫っているなど急ぐ場合は、民間で始めて認定後に公的ルートへ切り替えるのが現実的です。
自治体の事業では難しいことが多いです。渋谷区は「1日(配達を行った日のみ)1食まで」と利用限度を定めており、補助が使えるのは1日1食です。民間の宅配食であれば朝・昼・夕の複数食を頼めるコースもありますが、費用は単純に食数分かかります。実務上は、公的事業で1食、残りを民間や家族の作り置きで埋める組み合わせが一般的です。
受け取り自体は、鍵付きの宅配ボックスや保冷ボックスを使えば不在でも可能です。ただし置き配にすると、配食のもう一つの目的である安否確認が働かなくなります。置き配にする場合は、前日の空き箱が回収されているかを配達員に確認してもらう、週に1回は手渡しの曜日を作る、といった取り決めを事業者と交わしてください。見守りを別の手段で確保する方法もあります。
配食は献立を選べないのが原則で、嗜好への個別対応は難しいと事業者も説明しています。現実的な打ち手は3つです。味の濃さや献立の系統が違う事業者に替える、白飯は自宅で炊いておかずのみを頼む、週の半分を別の事業者にする。1社に固定せず組み合わせるほうが、食べ残しは減ります。それでも食が進まない場合は、量やきざみ方の問題である可能性があるため、ケアマネジャーに相談して形態を見直してください。
出典と基準日
本記事は2026年9月2日時点の公表情報をもとに作成しています。自治体の事業内容・補助額・対象要件、および民間事業者の価格は変わります。申し込み前に必ず公式の案内をご確認ください。
- 厚生労働省「地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理に関するガイドライン」(2017年3月策定)
- 渋谷区「高齢者等配食サービス」(2026年6月17日更新・令和8年度利用案内)
- 横浜市「高齢者食事サービス事業」
- 各配食事業者の公表価格(2026年9月時点)
本記事は制度の一般的な解説であり、個別の適用可否を判断するものではありません。栄養や食事形態の判断は、かかりつけ医・管理栄養士・歯科など専門職にご相談ください。
次に読むと迷いが減る記事
配食は「在宅を続けるための道具」のひとつです。見守り・通い・訪問をどう組み合わせるかは、下の記事にまとめています。
- 暮らしの手続きナビ(介護・見守りの記事一覧)
- 高齢者の見守りサービスの選び方【2026年版】
- 訪問介護でできること・できないこと
- デイサービスの費用と選び方【2026年版】
- ショートステイの費用と使い方
- ケアプランの見方と直し方【2026年版】
- 要介護認定の申請と流れ
配食事業の有無・補助額・対象要件は市区町村ごとに異なります。お住まいの自治体の高齢者福祉担当窓口、または地域包括支援センターの公式案内で最新の情報をご確認ください。
